2016.06.27
使ってはいけない忌み言葉・・・
- なにげなく使ってしまう言葉だけど
- みなさん忌み言葉って、知ってますか?
なんとなく聞いたことある気がするけど、ちゃんとした意味は知らないかも?
なんて人も多そうですよね。
しかし、結婚式や二次会などお祝いの場で使ってしまうと周りの皆さんから白い目で見られてしまうかもしれない危険な言葉です。
今日は代表的なつい、つかってしまう言葉をご紹介します!
いくら素敵に着飾っても、言葉使いや常識がなっていないと世間の目は冷たいですもんね( ;∀;)
- 忌み言葉とは
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そもそも、忌み言葉とはなんなのか。
定義としては
その場に相応しくない言葉。
言い換えることが望ましいとされる言葉。
良くない連想を避ける言葉。
とされています。
例えでいうと
離婚を意味するような「別れる」、「終わる」など。
また、嫁いだ新婦が出戻ることを連想させるような「戻る」や「帰る」。
直接的に不吉なイメージのある「死ぬ」、「枯れる」などの言葉など。
さすがに、死ぬやかれるなどはスピーチなどで使うこともありませんが、「帰る」や「終わる」などは悪気なく発してしまいそうな危険を感じますよね!
昔のエピソードなどを振り返るときには要注意。何の気なしに使ってしまうかも・・・
- 縁起が良くないので お祝いの席では使わない言葉
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別れる 切れる 終わる 離れる 出る 戻る
割れる 破れる 壊れる 滅びる 去る 帰る
飽きる 捨てる 負ける 苦しい 病む 死ぬ
流れる 逃げる 消える 冷える 倒れる 痛い
かさねがさね くれぐれも ふたたび ほどける
こちらに挙げたのはほんの一部で、昔のスピーチマナー本にこの倍以上のNGワードが記載されています。
しかし、なかなか完璧に守れるかた、そして忌み言葉であることに気づく方は少ないのです。
ただ、最低限これは使わないほうがいいとされる言葉がありますのでそちらを挙げましょう。
別れる 切れる 死ぬ 殺す
壊れる 破れる 割れる 病気
なかなかスピーチでも使わないような言葉なので自然と避けるかもしれませんが・・・
例えば司会の方の言葉を聞いていると、そういえばそんな言い回しをしていたなぁ・・。
などと思うかもしれません。
ケーキ入刀の際にコメント
「ケーキにナイフを 入れた 時の息の合ったお二人を見て」
つまりは二人でケーキを 切った わけなんですが・・・
ナイフを入れると表現し、 切る という忌み言葉を言い換えているんですね。
樽酒のふたを 割った ときにも
鏡開き をしたのときの勇ましいお姿
割る を 開く に言い換えているんですね。
また、主賓の方のスピーチやご両親のあいさつなどの際にも気を使って皆さん言葉を選んでいらっしゃいます。
言葉知らないと言い換えるのも大変ですね。
NG いささか 頼りない ところがあり
OK 控えめで やさしい性格が 誤解を招く事もあり
NG 頑固な性格 が災いして
OK 意志が強く 時に理解を得られない事もあり
などなど。
普段から本を読んだり、言葉を知らないと適切な言葉に言い換えることは困難ですね!
こちらのサイトをご覧になっている方で、友人スピーチをお願いされている方がいるのであればしっかり注意して下さいね!
- 重ね言葉に気を付けよう
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「くれぐれも」や、「重ね重ね」などつい使ってしまうワードですが、結婚を繰り返すや、不幸が重なるなど不吉なことを連想させるとされる重ね言葉になります。
「再び」「またまた」などもNG・・・
ゲストとの何気ない会話でも気を付けましょう!!
また、「ぶっちゃけ」や「まじで」などの言葉も、正式な場所で使うにはふさわしくない言葉ですので癖が出てしまわないようにしましょう。
普段から綺麗な言葉使いで過ごしたいものですね。
- まとめ
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色々と挙げてきましたが、何よりも大切なのはお二人を心からお祝いする気持ちです。
忌み言葉にとらわれ過ぎて楽しく会話ができないようでは雰囲気も悪くなってしまいますので、知識として頭の片隅に置いておいて下さい。
ただ、改まってスピーチを任されたのであればしっかり忌み言葉は使わず素敵なスピーチにしてくださいね♪